トランス脂肪酸が脳を壊す

こんにちは!

北千住から徒歩3分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です。

本日は、トランス脂肪酸が体に与える影響についてお話ししていきます。

細胞に深刻な害を及ぼすトランス脂肪酸

包装された食品を購入する際、原材料に「加工油脂」「植物油脂」「マーガリン」「ショートニング」「ファットスプレッド」などという言葉が表記されていたら、今後は買う頻度を控えましょう。

これらは全てトランス脂肪酸が含まれている危険性が高い食品です。

トランス脂肪酸の多くは、液状の植物油を固形状にするプロセスで発生するもので、非常に不自然かつ有害物質です。

細胞や核、ミトコンドリアなどの生体膜を構成する主な成分は油です。

生体膜にトランス脂肪酸が取り込まれると、膜の構造や機能を狂わせて、細胞が持つ本来の働きを阻害するのです。

これが全身の細胞で起こると体がどうなるか、その恐ろしさは計り知れません。

特に、重量の6割が油でできていると言われる脳への影響は甚大です。

実際に、さまざまな健康影響が指摘されており、世界各国では硬化油の使用の規制や禁止、トランス脂肪酸含有量の表示義務が進んでいます。

世界保健機関(WHO)も「世界全体での完全排除」を主張しています。

しかし、日本はこれに対して規制が緩いため、自分自身でトランス脂肪酸が多く含まれる食品を避けることが大切になります。

特に妊娠中は、大人よりもはるかに有害物質の悪影響を受けやすい胎児に重大な弊害を及ぼしますので、妊婦さんはトランス脂肪酸を避けましょう。

トランス脂肪酸と関連のある病気

  • がん
  • 糖尿病
  • 不妊症
  • 心臓病
  • 子宮内膜症
  • うつ
  • アルツハイマー病
  • ADHD

身近にあるトランス脂肪酸の高リスク食品

マーガリン

トランス脂肪酸を含む恐れのある代表的な食品がマーガリンです。

植物性でヘルシーといったイメージやバターよりも塗りやすいことから、冷蔵庫に入っている家庭も多いのではないでしょうか。

以前に比べてトランス脂肪酸の含有量は低減傾向にありますが、いまだに含まれているのが事実です。

スイーツ

スイーツ類の原料には、トランス脂肪酸を含む恐れのある加工油脂が使われていることがほとんどです。

クッキーやパイのサクサクした歯触りも、ショートニングなどの加工油脂による可能性大。

シュークリームやエクレアなどのクリームを半固形状にするために使われている「ファットスプレッド」もトランス脂肪酸の温床です。

パン

市販されている袋入りのパンには、必ずといっていいほどマーガリンかショートニング、植物油脂などトランス脂肪酸が使われています。

コーヒーミルク

コーヒーを頼むと付いてくるポーション型のミルク。

原材料は、実は乳製品ではなくトランス脂肪酸を含む恐れのある「植物油脂」です。

このように乳製品の偽物は市販のアイスやチョコレートにも使われているので注意が必要です。

投稿者プロフィール

女性専用パーソナルジムPeili TAKEDA
女性専用パーソナルジムPeili TAKEDAオーナー兼トレーナー
前職は女性警察官。
大手女性専用ジムを経て、北千住駅から徒歩3分圏内に女性専用パーソナルジムをオープン。
・NSCA−CPT(米国パーソナルトレーナー資格)保持
・日本肥満予防健康協会認定JOPHダイエットアドバイザー保持
・TRXサスペンショントレーニングコース受講
・MGAストレッチスクールのベーシックコース受講