「痩せホルモン」と睡眠
こんにちは!
北千住駅から徒歩3分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です。
ダイエットといえば、「食事を減らして運動をする」そう思われる方も多いのではないでしょうか。
もちろん食事を調整して、運動習慣を取り入れることはダイエットのベースでございます。
しかし、それと同じくらい睡眠を取ることはダイエット面において大切!
睡眠を取ることで分泌されるホルモンが、ダイエットでどんなメリットがあるのか順番に見ていきましょう。
睡眠とダイエットに関わるホルモン
成長ホルモン
成長ホルモンは、毎日の生活で破壊された細胞を修復したり、代謝を促進したり、新たに細胞を作る重要な働きがあります。
睡眠不足になると、この成長ホルモンの分泌が減り、新陳代謝の低下や肌荒れ、心身の老化を招いてしまうのです。
コルチゾール
コルチゾールは、ストレスに対して多く分泌されるため「抗ストレスホルモン」とも呼ばれています。
睡眠不足でストレスを感じるとコルチゾールが大量に分泌されますが、コルチゾールが増えることで成長ホルモンの分泌が抑制されて代謝の低下に繋がります。
コルチゾールの分泌を抑えることがダイエットに役立つため、毎日睡眠をしっかり確保すれば、よりダイエット効果を高めることができます。
レプチン・グレリン
食事をするとお腹がいっぱいになり満腹感を得られますが、これは脂肪細胞から分泌されるレプチンが、脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑制してくれるのです。
一方、お腹が減ると胃から分泌されるグレリンは食欲中枢を刺激する働きがあります。
このグレリンは睡眠不足が続くと分泌量が増えるという研究結果があり、さらにラーメンや揚げ物といった高カロリーなものを食べたくなるという症状を招きます。
つまり、睡眠不足が続くと、食欲増加のグレリンが増え、食欲を抑えるレプチンが減ってしまうのです。
セロトニン・メラトニン
私たちの体は、朝から夕方にかけて活動的に動き、夜になるにつれて眠くなるというリズムが備わっています。
このリズムと深く関係するのが、明るい光を浴びると分泌されるセロトニンと、セロトニンから合成され夜になると持続的に分泌されるメラトニンです。
メラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれて体内時計のような働きを持っています。
睡眠不足によりメラトニンの分泌が阻害されると、睡眠リズムが乱れて睡眠が浅くなったり寝つきが悪くなり、さらにメラトニンの分泌が阻害されるという悪循環が生じます。
これらのホルモンを整えるためには、7・8時間の良質な睡眠をとることが大切です。
最後に良質な睡眠を取るためにオススメな方法を紹介します!
・就寝の1~2時間前にぬるめのお風呂に浸かる
・就寝1時間前からはテレビやスマホを見ない
・睡眠に良いアロマの香りを活用
・遅い時間のカフェイン、アルコールを控える
・朝起きたら10分ほど太陽の光を浴びる
良質な睡眠がダイエット成功の鍵となるので、今日から質の良い睡眠と時間を取れるよう夜の時間の使い方にも気をつけていきましょう♪
投稿者プロフィール
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前職は女性警察官。
大手女性専用ジムを経て、北千住駅から徒歩3分圏内に女性専用パーソナルジムをオープン。
・NSCA−CPT(米国パーソナルトレーナー資格)保持
・日本肥満予防健康協会認定JOPHダイエットアドバイザー保持
・TRXサスペンショントレーニングコース受講
・MGAストレッチスクールのベーシックコース受講
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