骨の老化が寝たきりを招く

こんにちは!

北千住から徒歩3分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です。

本日は、牛乳が体に与える影響についてお話ししていきます。

牛乳がおすすめではない理由

カルシウムが正しく働かないことは、骨や体に多大な悪影響を及ぼします。

そして、その大きな要因となる代表が牛乳です。

牛乳はカルシウムが多いこと自体は事実。

しかし、カルシウムがほとんど含まれない上に、それ以外にもさまざまな問題を抱えています。

実際に、牛乳や乳製品の摂取が習慣になっている人ほど骨折やがんのリスクが高いこともわかっているのです。

日本では学校給食で当たり前のように牛乳が登場するので、体に良いと信じ続けていた人はショックかもしれません。

同じカルシウムを摂取するなら、マグネシウムも多くて牛乳のような問題とは無縁の玄米や大豆、青菜などの方が、骨も内臓も若くするのです。

牛乳が骨を弱くするメカニズム

牛乳はカルシウムとマグネシウムのバランスが悪い

カルシウムはマグネシウムとの摂取バランスを考える必要があります。

牛乳100mlに約110mgのカルシウムが含まれるのに対し、マグネシウムは10mgほど。

両者の理想は1:1〜2ですが、牛乳単体ですと11:1に。

このため牛乳を毎日のように常飲することで、カルシウムが過剰でマグネシウムが不足したアンバランスな状態になります。

骨にカルシウムが戻らなくなる

骨に蓄えられたカルシウムが血液中に溶け出す「脱灰」と、役目を終えて再び骨に戻る「再石灰化」を繰り返すのがカルシウムの正常なサイクルです。

それをコントロールするのはマグネシウムの役目。

しかしカルシウムが過剰になってマグネシウムが不足することで代謝のバランスが崩れてしまうと、血液中のカルシウムが正しく骨に戻れないために、骨のカルシウムがどんどん減っていきます。

骨からカルシウムが溶け出し、骨がスカスカになると同時に、骨に戻れないカルシウムが体の不必要な場所に溜まっていき、健康に悪影響を及ぼします。

牛乳が体に与える悪影響

牛乳の乳糖に対する消化酵素を持っていない

牛乳には乳糖という成分が含まれています。

人間の母乳にも含まれていて、乳児はこの乳糖を分解する酵素(ラクラーゼ)の含有量が多いのですが、乳児期が終わり離乳する時期になると一気に減り始め、成人ではほとんど作られていません。

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人がいますが、これは腸が弱いからではなく、乳糖が消化できないために起こる消化不良(不耐症)であり、体の正常な反応なのです。

酸化した乳脂肪を摂ることで人間の体も酸化する

日本で売られている牛乳の大半は、加熱による殺菌が行われています。

その殺菌方法は、温度や時間でいくつかの種類に分かれますが、最も多いのが120~150℃で1~3秒の超高温瞬間殺菌法。

この牛乳には、乳脂肪が酸化した過酸化脂肪という有害物質が大量に含まれる恐れがあり、摂取すると動脈硬化のリスクが高くなるなど、全身が酸化ダメージを受けてしまいます。

不自然なホルモンが含まれ、癌のリスクが高まる

多くの牛乳は、搾乳量を増やすために人工的な成長ホルモンが高濃度で投与され、それが牛乳の中にも混入しています。

さらに、妊娠中の牛から無理やり搾乳するため、女性ホルモンの血中濃度が高く、その血液から作られる牛乳にも女性ホルモンが多くなっています。

これを人間が飲むことで、前立性がんや乳がん、卵巣がんといった性ホルモン系の癌リスクが高まるほか、不妊の問題も招いているのです。

大量のタンパク質がアレルギーの原因となる

牛乳にはカゼインというタンパク質が大量に含まれているため、たくさん飲むとうまく消化できずに腸に到達してしまいます。

すると、これを異物や外敵が侵入してきたと判断した免疫システムが、体内で大暴走を起こします。

これによって食物アレルギーが引き起こされ、ひいてはアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などさまざまなアレルギーにもつながっていくのです。

投稿者プロフィール

女性専用パーソナルジムPeili TAKEDA
女性専用パーソナルジムPeili TAKEDAオーナー兼トレーナー
前職は女性警察官。
大手女性専用ジムを経て、北千住駅から徒歩3分圏内に女性専用パーソナルジムをオープン。
・NSCA−CPT(米国パーソナルトレーナー資格)保持
・日本肥満予防健康協会認定JOPHダイエットアドバイザー保持
・TRXサスペンショントレーニングコース受講
・MGAストレッチスクールのベーシックコース受講